武田 佳恵(美容師)

 

1986(昭和61)年1月23日生まれ、島根県出身。

小学校から中学校までは、島根県の学校に通う。

NRB日本理容美容専門学校を卒業後、美容師に。

 

一、現在の職業キャリアについて

―この仕事に就きたいと思ったきっかけは?

 

高校生の時、自分が思っていた以上にステキな髪型にしてくれて、一気に憧れました

 

―この仕事をしていて、よかったことは?

 

いっぱいあります。普通のお仕事より、人との関わりが多く持てることです。喜んで帰ってもらえると嬉しい。おしゃれも出来る。

 

―この仕事をしていて、大変だったことは?

 

お客様の希望の髪型に近付く様に、ずっと努力・勉強すること。でも同様に、夢中になって楽しいことでもある。アシスタントの時はレッスン用の人形を買うので、お金がやばかったです。テストに落ちて「もう嫌!」ってなるけど、次の日はまたやらないといけないこと。

 

―もし、この仕事に就いていなかったら、どのような仕事に就いていたと思いますか?

 

事務!定時の時間に終わるところ。

 

―今の職業に就く前と、就いてからでは心境の変化はありましたか?

 

責任感。時間や自分の体調管理に気を付けること。仕事に対して“工夫”することを考える。自分のことは勿論、職場全体がどうしたら良くなるかを考えれる様になりました。

 

ニ、二十歳の頃について

―二十歳の頃に抱いていた夢は?

 

A、三十歳までにバリバリ働いて、結婚して、子供がおって、仕事を空いてる時間で少しする。

 

―その夢を叶えるためにしていた努力は?

 

毎日レッスン!365日まではいかないけど、350日くらいは休みの日でもレッスンしてました。

 

―もう一度二十歳に戻れるなら?

 

同じ道でもいいかな。今だと、もっと効率よく出来そう。

 

―二十歳の頃の自分に、今何か声をかけるとしたら、何を言ってあげたいですか?

 

少し意地っ張りというか、一人で突っ走りがちだったので、もっと周りの先輩を頼るようにって。いい意味で甘える。

 

―人生の大きな転機はなにか?

 

一番、身近な仕事の先輩に評価してもらって、会社でグアム旅行に連れて行って頂いたこと。その先輩に私の旅費も出して頂きました。期待に応えたい、自分自身もっと成長したい。と、とても思えました。

 

―挫折した経験、また、その克服方法はなにか?

 

一つのテストで、七カ月以上十回は落ちた。泣くのをこらえながらレッスンをした。それでも、受けないと進まないし、でも嫌だと思いながらの時期もありました。その時こそ、お店の先輩がレッスンに付き合ってくれたり、夜中0時まで見てくれるので克服でいたと思う。あとは、親に良い報告がしたかったから。」

 

三、今後の目標について

―今、目標にしていることはありますか?

 

Leeがもっと有名なサロンになってほしい。そして、ここで働いていることによって自慢と誇りになるお店にしたい。自分がお世話になってきた様に後輩を育てること。

 

―人生で目標にしている人はいますか?

 

先輩!(今は天王寺店のオーナーの方です)旅行にも連れていってくださって、レッスンも一番見て頂きました。

親!やっぱり見守ってくれていることに感謝しています。

 

―私たちの世代(十八歳、十九歳、二十歳)に向けて、アドバイスをお願いします

 

いっぱい遊ぶこと。普通のことだけど、若い時に多くの事を体験していた方がいい。色んなバイトも、周りとのコミュニケーションがとれるのでいいと思う。

 

四、その他

―人生をやり直せるなら、他にしたいことはありますか?

 

んー、、、同じ人生でいいかな。同じ人生でもっと貧欲に過ごしたいかも。

 

―仕事がない日は、どのようにして過ごしていますか?

 

買い物・家の掃除・テレビを見る、、、。とても普通です。エステとか月一の楽しみ。

 

―仕事がない日でも、仕事のことは常に頭にありますか?

 

半々です。仕事がない日に、仕事の講習に行ったりもするし、休みでも休日出勤する日もあります。買い物に行っても、その辺歩いている人の髪型とか見ちゃいます。店員さんの接客とかも見ちゃいます。お家にいるときは考えずゴロゴロしています。