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2024/2/19

 

すでに帰国をしておりますが、折角なのでシンガポール調査について。

 

目的の一つは、National University of Singaporeでの調査。色々な用事がありましたが、STEAMについても段々とわかって参りました。過日調査を行った香港とは異なり、STEMが中心であることや、国内での認知度があまり高くないこと。及び、カリキュラムや授業デザインにおいては、教科(教師)の裁量が大きいこと等、興味深い点が多数ありました。

 

最も興味を惹かれたのは、学内にwild monkey(!)が出るという話。写真はシンガポール大学のキャンパス内ですが、ジャングル的な場所も多々あります(しかし、面白いことにwifiはしっかりキャッチ出来る)。残念ながら自身は遭遇出来ませんでしたので、次回を期待したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/2/18

 

先日は、佐渡の赤泊小学校(川上先生)と岐阜の白川郷学園(澤之向先生)を繋いだ授業。テーマは世界遺産。高木先生(土岐津中学校)、岸先生・大坪先生・岩田先生(岐阜大附属)が参加。私はシンガポールから繋ぎました。

 

まずは赤泊の子どもが立てた問い「観光客はどんな気持ちをもって世界遺産の観光に来ているのか?」からスタート。観光地が観光地たる所以(その"場所”はどのように観光地を演じているのか、また、それは誰が、誰のために)を如何に考えれば良いのか、考えてゆきました。

 

そこから自然な流れで白川郷の子どもが立てた問い「世界遺産って誰のためになるの?誰にとっての幸せのためなの?」へと推移。様々な視点が出され、対話が展開。最後は"だれかのために「我慢」をすることの意味”を対話しました。詳細は以下(2月16日の記事)に記載されていますので、是非!赤泊小学校の校長先生がライブ中継のように記しております。授業の展開がよくわかります。

http://akadomari-es.sado.ed.jp/activ.html

 

予定の1時間を超えてしまいましたが、時間が全く足らない。子ども達からのリクエストで延長戦が決まりました。とても刺激的な時間。授業後に研究会を行いましたが、先生方も前のめりで参画。私自身も学びの多い時間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/2/16

 

博士課程の仕事でシンガポールへ来ております。今回のタスクは、STEAM教育の調査。本日はNational Institute of Educationにて、複数の教員へ聞き取り調査を行いました。

 

もちろん、その仕事も致しました。

 

・・・が、盛り上がったのは、授業におけるdialogicalな学びのあり方の議論。私の英語論文も読んでくださっており、P4Cが如何に教科のロジックと絡み、子どもが授業で見せる"学ぶフリ(演技)”を解体できるのか、についてランチの時間を含めて長時間の議論(ただ、当方はメキシカンのラップ料理を注文。これがちょっと失敗・・・。さまざまな具材をセルフで巻きながら、しかも議論は哲学的。ちょっと大変でした・・・)。しかも、1人はカルチュラル・スタディーズにも関心があるとのこと。シンガポールの教科学習の状況と合わせて、議論をすることができました。

 

アジアを繋げて共同研究を行うアイデアも出てまいりました。米国系の社会正義的なアプローチではなく、異なる方法で進めてゆきます。大変有益で、ワクワクする議論。個人的にこちらの気候が好きでもありますので、しばらくシンガポールへ通いたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/2/15

 

先日は、岐阜県選挙管理委員会との会議。Novolt(民主主義の階段を登る会。旧称:岐阜県若者の選挙意識を高める会)が、県選管と共同で主権者教育の教材(岐阜県下の全中学生へ配布)を作成しています。

https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/348346.pdf

 

毎年改訂を重ねておりますが、本年度は指導案も作成。より学校現場へリーチ出来る様、作戦会議を行いました。

 

Novoltの頭脳が集まり、何度も指導案を検討。主に選挙前用と選挙後用の2パターンを作成しています。完成後は公開を予定しておりますので、また本ブログでご報告申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/2/14

 

以下にコメントが掲載されました。

 

「自民党の裏金問題 政治監視、問われる覚悟」

2月11日岐阜新聞 東京版(全国版)

 

様々な議論がなされておりますが、多くは制度や政治家の規範、法整備が論点となっています。少し視点を変えて、市民(我々)に着目し、コメントをさせて頂きました。

 

ポイントは、"市民(我々)の覚悟" です。ご関心があれば、ご一読くださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/2/13

 

先日は、2名の博士課程の最終審査会へ参加。1名は副指導教官、もう1名は審査委員として関わらせて頂いております。両者ともに家庭科を軸に、金融や経済教育について研究を進めておられます。

 

両者ともに大変興味深く、多くのことを学ばせて頂きました。一方は、家庭科と公共の融合。単なる教科領域や範域のクロスではなく、人間発達の視点から多層的にコンピテンシーを設定し、その育成を捉える研究でした。

 

もう一方は、小学校を対象とした金融経済教育。1年間をかけて実践・データ収集をした研究。子どもの変化をその理由と共に中長期的に追いかけ、子どもの実態(特に金融系の認識、資質能力)からカリキュラムを考えるものでした。両者ともに画面越しに発表者の緊張が伝わってきましたが、質疑応答を含めて良い研究発表。自身も多くの気付きを頂くことが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/2/12

 

「三連休ってなんやねん!」と思っておられる方。大丈夫、私も同感です。共に頑張って参りましょう。

 

せめてもの抗いとして、3日共に大型バイクで(遠回りをしながら)出勤。ツーリングの隙間に仕事、というマインドです。

 

ただ、あまりにも久しぶりに乗ったからか、排気系から異音が。どうやらインテークマニーホールドからオイルが漏れている様子。。。吸排気を中心に燃調しているのでそれが原因か、シールの破損か、エンジン自体か。最近は125ccばかり乗っていたので、拗ねてしまったのでしょう。基本的には自身で整備をしますので、どこかでゆっくり向き合ってあげたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/2/9

 

先日は共同研究の打ち合わせ。豊田先生(新潟大学)、西山先生(開智国際大学)と共に、現在進めているプロジェクトである、国際共同研究についての会議でした。

 

如何にして我々のプロジェクトを国際的な文脈にのせ、対話を生み出すか。色々と戦略を検討致しました。

 

向かうベクトルの設定の仕方で、会議は大きく変わってきます。“共通の敵”を生み出すことに意味はありません。共に歩むコミュニティーを如何に創るか。建設的な会議となり、今後の展開が楽しみとなりました。豊田さん、西山さん、感謝!引き続き、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/2/7

 

本日は、明るい選挙推進岐阜県中央研修会。私は推進協議会委員として参加をさせて頂きました。

 

講演者は吉村先生(宮崎大学)。テーマは「より良い出前授業の実施」。投票率の実情、若者意識とその背景、近年の学校・教育の現状と動向、各種行政が学校と関わる考え方等、多くのことを学ばせて頂きました。

 

 

もちろん会も有益でしたが、その前にコソッと吉村先生と合流し、飛騨牛をつまみに色々とお話が出来たことが楽しい時間でした(当方からお誘いをしておきながら、吉村先輩にご馳走になってしまいました!)。教育・研究を含め、昔の思い出話や趣味の話など、色々と刺激を頂くことが出来ました。吉村先生、楽しい時間をありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/2/6

 

今週は卒業論文最終試験(研究発表会)があります。本日は、その対策。各自が卒論の概要を示したレジュメ、及び発表スライドを作成し、議論しました。

 

発表は伝え方が重要です。自身が「言いたいこと」を一方向的に伝えるのではなく、オーディエンスがどのように自身の論を捉え、理解してくれるのかが大事になります。そのための振る舞いを含めて、考えました。

 

発表を楽しみにしたいと思います。みなさん、頑張ってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/2/4

 

以下で、イベントを開催いたします。

 

2024年2月24日(土)12:30-14:00

@広島大学 マーメイドカフェ

 

9月に東京大学出版会から『対話的教育論の探究ー子どもの哲学が描く民主的な社会ー』を刊行いたしました。その出版記念イベントになります。

 

本書の情報は以下にございます。試し読みも可能です。

https://www.utp.or.jp/book/b10033303.html

 

登壇者は、川口先生(広島大学)、豊田先生(新潟大学)、土屋先生(開智国際大学)。本書を如何に読むことが出来るのか、対話をしたいと思います。(私は参加が叶いません。。。)

 

ポスターに加え、詳細は以下にもございます。ご関心のあるかたは、ぜひ!

https://sites.google.com/view/p4c-syuppan-event/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0?authuser=0

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/1/31

 

卒論提出日。我がゼミ4名、無事提出が完了しました。よかった!

 

論文概要は後ほどアップいたしますが、全員、ギリギリまで粘り、内容の検討を続けてくれました。暫し、ゆっくりと休んでほしいと思います。ご苦労様でした。また、支えてくださったゼミの先輩方、ご指導ありがとうございました。

 

あとは、最終試験。引き続き、頑張って参りましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/1/29

 

先日の大学講義(学生が授業をデザインし、実践するもの)。高3倫理をターゲットにした模擬授業でした。テーマは、「社会正義について哲学しよう」です。

 

全体を通して、アファーマティブ・アクションをめぐる社会的論争について考えるもの。まずは、サッカーワールドカップにおける女性審判登用という事例の検討からスタート。リベラリズムにみられる放任派と平等派の論点整理を踏まえ、ロールズの正義論を用いて、“多様性の論理”を解体してゆきます。

 

授業は時間の関係上ここでストップでしたが、本来はその後にコミュニタリアンの議論をネタに、“補償の論理”を議論する授業でした。

 

人々の行動(特に正義感)の背後にある思想や理念を暴き、それを議論する授業。世間ではさまざまな「正義」が溢れ、社会を、そして我々を締め付けています。それらを分析するきっかけになるという意味においても、とても面白いものでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/1/26

 

ゼミ卒業生の小栗さん(現、京都教育大学講師)が来学してくれました。

 

学生の相談に乗って頂きたく、連絡。忙しい中、仕事の合間に立ち寄ってくれました。学生からの相談へは、的確かつ、適切に回答。数年前、この部屋でゼミ生と共に議論していたことを懐かしく思い出しつつ、その姿につい見惚れるほどでした。

 

小栗さん、ありがとうございました。またいつでも遊びに来てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/1/24

 

本日岐阜は大雪。大学も白銀の世界となりました。

 

教育学部棟の近くに変わったものが。近づいてみると、社会科講座の(卒論提出を間近に控えた!)4年生が熱心に製作中。

 

「通常、雪だるまは2段。だから私たちは3段でつくりました」とのこと。社会科らしいマインドが存分に発揮された、素晴らしいsnowmanが出来上がっていました。

 

しばし近くでその光景を眺めた後、学生と共に写真撮影。良い時間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/1/21

 

この週末は、大学院の博士課程候補認定試験。副査として関わらせて頂いている学生分として、参加をさせて頂きました。

 

テーマは、地理教育。Powerful Knowledge、Geocapabilityなどの研究成果を踏まえた初等地理教育に関する改革論研究。如何に、日本の地理教育(中でも地誌領域)を考え、授業において子どもの自律的な探究を促すか、議論が行われました。特に、地誌、かつ初等で行うという点に魅力がございます。

 

すでに一部公刊されている業績もございますが、とても刺激的かつ可能性を感じる研究で、今後の展開が楽しみになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/1/19

 

本日は、開智日本橋学園にて、P4Cカリキュラム研究会を開催。土屋先生(開智国際大学)にコーディネートを頂き、西山先生(同大学)、渡邉先生(立教大学)、川口先生(広島大学)、田中先生(広大大学院)、阿部先生(新潟大学)、都内の高校教員らが参加の下、実施致しました。

 

道徳の授業を3つ参観(我々も対話に参加)。生徒が立てた、“友達のライン(境界)”、“恋人の作り方”、“自分磨きとは”、という問いをそれぞれ対話しました。

 

当学園には、哲学対話の専門スタッフがおります。さすがのファシリテートで、前者2つは主に人との関係性のあり方、後者は、自身に軸を置いた他者の位置付け(を、生徒が板書をしながらファリシしてゆく!)、などの対話が展開されました。教師の立ち振る舞い、対話における教科担任と学級担任の関係、学校における対話のカリマネ等、多くのことを勉強させて頂きました。

 

授業研究会の後は、プロジェクト会議。次年度は新潟と鹿児島での開催が決定しました。ご関心のある方へはお声がけをさせて頂きたいと思います。関係の方々、引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023/1/16

 

先日は、岐阜大学グローカル推進機構のYさんと打ち合わせ。昨年夏に研究紹介(GU Research)として、1本動画が公開されました。その続編の相談でした。

 

前回は、「社会科教育学とは?-教育は『洗脳』の道具か?-」とし、自身の研究(テーマは社会科としておりますが、教育学研究の特質に近いかもしれません)について話しをさせて頂きました。本ブログでは紹介出来ておりませんでしたが、以下から視聴可能です(無料の登録が必要でございます)。

 https://www.gu-glocal.com/distribution/view/195/

 

 

次回は、シティズンシップ教育について。連載動画になりますので、ちゃんと考えないといけません(もちろん、いつもちゃんと考えております)。2月から撮影スタートですので、出来るだけ面白くなるよう、構成を検討したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023/1/11

 

大学講義。授業実践論という講義では、学生がサブカルなどを使いながら授業をデザインし、実践します。本日の講義では、高1公共、表現の自由を考える授業でした。

 

授業は、Legalize Itのラップからスタート。その後、"表現の不自由展”、サンリオキャラクター、有害図書、過度に性的なキャラクターを使用した広告、SNSでの誹謗中傷、映画の上映禁止などを事例に、「実際に認められている・認められていない」軸と、「自分は認められない・認められる」軸からなる象限に分類。その判断基準を議論する授業でした。

 

授業後のディスカッションでは、色々な課題も上がってまいりました。しかし、大変興味深い内容で、私自身、学生のアイデアを借りて(パクって?)、どこかで実践してみたいと思う授業でした。実践した皆さん、ご苦労様でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023/1/9

 

本日は、豊田先生(新潟大学)、西山先生(開智国際大学)との会議。現在進めている新プロジェクトについての打ち合わせでした。

 

昨年10月頃から進めている国際研究のプロジェクトが一旦難しい状況となり、立て直すためのミーティング。建設的な会議となり、改めて仲間に支えられていることを実感致しました。

 

会議中、豊田研究室では地震が。メインはプロジェクトの会議ですが、今回の被災を如何に考え、我々には何が出来るのか。そのようなことも考えながら会議は進みました。

 

お二人とも、めちゃくちゃ忙しい日常にも関わらず、気軽に連絡をとりながら、議論を進めることが出来ます。そのような仲間と共に研究・仕事を進めることが出来ていることに感謝しております。プロジェクトメンバーの方々。軌道修正が出来ましたので、近日中にご連絡をさせて頂きます。引き続き、楽しく進めてまりましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/1/6

 

鈴木先生(明治大学)より、以下をご恵送賜りました。

 

John Storey著、鈴木健、越智博美訳『ポップ・カルチャー批評の理論ー現代思想とカルチュラル・スタディーズ』小鳥遊書房、2023

 

19言語に翻訳されてきた、英国カルスタの名著。待望の日本語訳です。ベースは思想史ですが、文化主義、マルクス主義、精神分析、ポストモダニズム等の批評方法論を丁寧に論じつつ、それらの視点でジェンダー、人種、階級、差別、偏見など可視化されにくい領域を如何に捉えることが出来るのか。実践的に考えてゆきます。

 

日本のカルスタを批判的に捉える文脈でも重要な文献。BLM、#MeTooなどを含めた様々な社会現象を読み解く、一つの指針となる本です。鈴木先生、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/1/5

 

本日は、横浜在住のゼミ卒業生、名畑夫妻が大学へ来てくれました。近況報告と合わせて、横浜の学校事情や教員事情等、色々とお話しを伺うことが出来ました。

 

こちらからの依頼事項もありましたが、ご快諾。共に関わって頂けることに感謝致しております。

 

ゼミ生が大学へ戻ってきてくれることは、とても嬉しいことです。当時の記憶(一生懸命ヴィゴツキーと向き合っていたなあ、等)を思い出し、懐かしくなりました。また、いつでも戻ってきてほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/1/1

 

新年、明けましておめでとうございます。

 

本ブログも11年目。日々、多くの方々に支えて頂き、様々な活動を継続的に進めることが出来ておりますことに感謝申し上げます。

 

本年もタイパに抗いつつ、自身がやるべきことに向き合ってまいりたいと思います。ポイントは、“動機の共有”。志を共有する仲間と共に色々な挑戦を進めてまいります。

 

本年も、何卒ご指導・ご鞭撻、そしてご支援の程、よろしくお願い申し上げます。共に、楽しい一年にしてまいりましょう!

 

 

(過去blogは以下からアクセス可能です)