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2019/2/20 

 

調査でフィンランドに来ております。ナショナル・カリキュラムの調査で、主に研究者への聞き取りを行っています。日本の研究者とヘルシンキで合流し、共に調査を進めております。

 

夜は写真のイベントへ参加。フィンランドの民族舞踊ですが、今回は年に1回の特別イベントとしてギリシャからダンサーを招聘。俄にダンス・バトル(?)が勃発しておりましたが、最後は両国の特徴的な舞踊が入り混じる興味深い場となりました。クロス・カルチュラルな面白い体験でした。

 

 

 

 

2019/2/17

 

少し時間が遡りますが、一時帰国中、最後はSony Music Recordsの方と打ち合わせでした。この方とはすでに8年ほどの付き合いになりますが、私が実践している「音楽社会科」へいつも刺激的なコミットをして下さいます。ご本人自身も米国の当該業界と連携を進めており、グローバルな仕事を展開しておられる刺激的な方です。

 

数年前に音楽史を用いた社会科授業を行いましたが、今回はその更新を目指し、聞き取りと打ち合わせを行いました。当該の業界はマーケティングの方法が加速度的に変化していきます。新しいアイデアも浮かんで参りましたので、引き続きチャレンジをして参りたいと思います。非常に有意義な打ち合わせでした。

 

 

 

 

2019/2/16

 

以下の冊子が刊行されました。

「自立する消費者のススメ」日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS)

 

テーマは「消費者市民」および「消費者主権」です。小学校・中学校・高校・社会人を対象とし、全ての段階を統一的に捉えた教材・ワークシート・指導案をデザインしました。同じテーマで一貫しているため、掲載している資料等のレベルを変えることで、基本的にどの段階でも利用可能な教材集となっております。多くの先生方の教材・授業作りのネタとして頂けましたら有り難く存じます。(下の写真にもございますが、随所にイメージキャラクター「ススムくん」が登場します!)

 

本冊子作成には、公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会中部支部の方々、前田佳洋先生・矢島徳宗先生(岐阜大学附属中学校)、三浦寛之先生(岐阜高校)、大工泰裕先生(大阪大学)、上野大介先生(京都府立医科大学)、小林勇輝先生(大阪大学)、岩田美奈子先生(一般社団法人シニア消費者見守り倶楽部)をはじめ、多くの先生方にご協力を頂きました。この場をお借りし、改めて御礼申し上げます。

 

本冊子、岐阜県内の小中高校へは広く配布される予定です。また、全国の一部の小中高校へも配布されます。

私の手元に100部ございますので、ご希望の方がおられましたらご連絡ください。4月以降になりますが、郵送をさせて頂くように致します。(本冊子は、(公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会が日本宝くじ協会の社会貢献広報事業としての助成を受けて作成したものになります。)

 


 

 

 

 

 

 

 

2019/2/14

 

本日は複数の会議。その中の一つでは教員就職率の低下が議論になりました。学校(教師)の多忙化や子ども達の変化を受け、教員になる人が大きく減る傾向にあるとのこと。これは、教員養成の仕組みにも直結しますので、色々と議論が交わされました。

 

会議で話される言葉は異なりますが、内容だけをみると「ここは日本か?」と思うほど、同じ様なイシューがあると感じました。ただ、「教師という職業の魅力」を前面に押し出す議論ではないところが英国です。もっと実質的な側面を踏まえた、興味深い議論でした。

 

 

 

 

 

2019/2/11

 

本日はロンドン市内の中等学校を訪問。当該の学校はp4cのモデル校であり、数年前からp4cがカリキュラム化されている学校です。

 

日本に導入されているp4cは米国的なものが多いですが、英国のp4cはまた論理や授業展開が異なります。形式における教員の裁量が大きく、各々が楽しそうに自由に展開をしていることが印象的でした。当該の学校は、p4cを取り入れたことで、所謂入試的な成績も飛躍的に伸びている学校です。管理職や複数の教員へもインタビューもさせて頂きましたが、教員がチームとして取り組んでいることがうまく機能している様子でした。

 

授業の合間で、生徒が学校を案内してくれました。写真の壁画はartの授業で生徒が描いたもの。素晴らしい芸術でした。

 

 

 

 

 

2019/2/8

 

色々と集中的に実践などをこなしております。その中で、音楽(Japanese Rock)を用いた社会科授業も展開。様々なアーティストの言説を比較しながら、反抗(像)の社会的変遷を考えます。

 

以前はボブ・マーリー氏の音楽、数年前は米国のHip Hopから社会を読み解きました。ただ、日本で実践をするのであれば、やはり邦楽の方が子どもがのめり込んでくれます。引き続き、社会科授業の可能性を考えて参りたいと思います。

 

 

 

 

 

2019/2/7

 

一時帰国中、多くの人に支えて頂きながら、色々な仕事をこなすことが出来ております。人のネットワークと支えに改めて感謝しています。

 

ただ、自身の研究室が問題。なぜかパソコンが立ち上がらず、ネットワークへも繋がりません。研究室に滞在出来る時間が限られていることもあり、今回パソコンの復旧は諦めることにしました。本帰国した後、まずは環境の復旧から始まりそうです。

 

 

 

 

 

2019/2/4

 

日本に一時帰国しております。先日は岐阜大学附属中学校で研究実践。現在、進めている共同研究の一環です。今回は「歴史における重要性」をテーマに、対話を用いた探究を行いました。

 

授業者は当該中学校の前田教諭。重要性というキーワードをもとに個々人が歴史における重要人物を指摘・分析する授業でしたが、「歴史とは何か」、「歴史学習の意味は」という原理的なテーマへと推移していきました。とても刺激的な授業でした。前田先生をはじめ、ご参加・ご参観頂いた先生方、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

2019/1/27

 

先日はリーズの研究者と進めている調査研究の中間打ち合わせ。日英の子どもが持つ政治意識を調査し、その傾向を分析しています。

 

常々感じることは、同じ土俵の必要性。「日本固有の」方法論を脱することで面白いことが増えてゆきます。

 

会議中には音楽の話へ。彼はjazzを好んで聴いています。私はpunkが好きですが、元々はclassic。ピアノやベースの動き方についてしばし語り合いました。これも共通の土壌があってのこと。Jazz, punk, skaのミクスチャーバンドを紹介して頂いたので、早速itunesにダウンロードしました。しばらくは聞き込んでみたいと思います。

 

 

 

 

 

2019/1/24

 

3日連続して会議。全て研究についてですので楽しく時間が過ぎてゆきますが、異なる言語であるため、事前の資料準備はなかなか大変です。

 

先日は授業で収集したデータの分析を行いました。複数領域の目があると着眼点が全く異なります。私は社会科的な視点で分析をしますが、例えば移民などを研究している方はより子どものパーソナルな部分と社会の関係に着目をします。特別支援、ジェンダーなど、各々の枠組みが入り混じる会議でした。

 

結局、結論(といいますか、分析枠組み)は出来ませんでした。こちらでは破壊的批判はあまりなされず、建設的に議論を構築してゆきますが、それでもリサーチの核をデザインすることはなかなか難しい。改めて宿題が出されましたが、個人的には面白い時間でした。ただ、睡眠不足は続きそうです。(写真は図書館の正面階段です。どこぞの省庁ほど立派ではありませんが、歴史ある造りです)

 

 

 

 

2019/1/23

 

先日完成した「政治を考える教材」(以下の記事参照)を用いて、小学校(長良東小学校)で授業が行われました。

 

当日は新聞およびテレビの取材があったようで、当日の夕方、岐阜放送で授業の様子が放映された様です。左が新聞記事になりますので、ご関心のある方はお読み頂けましたら幸いです。

 

学生のみなさん、刺激的な授業、ご苦労様でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/1/22

 

数年前より、岐阜市選挙管理委員会と社会科教育講座の有志のメンバーが共同で選挙を考える教材を開発しています。

 

今年のテーマは「選挙後の社会」。投票だけで終わるのではなく、その後の政治・社会の動きを考える教材を開発しました。今年、私はほとんど関わることが出来ませんでしたが、選管職員の方々と共に学生のみなさんが一生懸命作ってくれました。

 

本年度は、本HPで公開可能となりましたので、ダウンロードも可能です。小学校向けの教材ではありますが、内容は中学・高校でも実施可能だと思います。是非、ご活用を頂けましたら幸いです。

 

 

ダウンロード
教材:選挙を考える.pdf
PDFファイル 4.3 MB
ダウンロード
活用方法編pdf.pdf
PDFファイル 1.8 MB
ダウンロード
アンケート.docx
Microsoft Word 27.5 KB

 

 

 

 

 

 

2019/1/17

 

現在、ヨーロッパの研究プロジェクトの競争的資金の申請を試みています。勝手が分からず苦心しているのですが、難しいのは「実現可能な成果」の箇所。こちらでは、「期待される成果」ではなく、実質的かつ確実に達成可能な成果を数値を含めて明確に示す必要があります。

 

今は4年から6年計画の申請書を書いておりますが、6年先を想定した「成果」を数値を含めて見通すことが難しく、なかなかはかどりません。。。。そもそも、「数値」は短期目標であって、教育が示すところの中長期ではない。なかなか厄介です。

 

研究室の外では、新しい施設の建設が進んでおります。朝から夕方まで、なかなかの騒音。ヘッドフォンを手放さず、進めたいと思います。

 

 

 

 

2019/1/14

 

本日は朝から中等学校で打ち合わせ。新しい歴史学習プロジェクトの内容を相談致しました。

 

英国では、多くの学校で歴史学習の際に複数のコンセプトを用います。先日まで行っていた「歴史における重要性」もその一つですが、複数のコンセプトを授業化し、それを内容・方法へ落とし込みます。今回は「歴史の継続性と断絶」を使います。事例として広島・長崎も用いようかという話になりました。面白いプロジェクトになりそうです。

(写真は学校近辺の風景です。寒い1日でしたが、天気も良く清々しい1日でした。)

 

 

 

 

 

2019/1/8

 

以下の論文が刊行されました。

 

"Philosophy for Children: A Deliberative Pedagogy for Teaching Social Studies in Japan and the USA". Journal of International Social Studies, National Council for the Social Studies International Assembly,  v.8, n.2, 2018, pp.29-54

 

アメリカの社会科教育学会の学会誌になります。ご関心のある方はPDFをお送りをさせて頂きます。ご一報を頂けましたら幸いです。

 

 

 

 

2019/1/4

 

new year event. ロンドンでは議事堂近くに多くの人が集まり、盛大なイベントが開催されておりました(テレビ中継を見ながら年を越しました)。私が住むマンションも、一つ上の部屋で明け方までパーティが行われていた様子。重低音鳴り響く騒音でほとんど眠れずに年を越しましたが、何にしてもnew yearは重要な日だった様です。

 

さて、こちらは1月2日が仕事始め。12月23日からクリスマス休暇に入った人が多く、新年は日本よりも早く始まる様です。企業や大学もすでに始まっています。年末は4時前には日が沈んでいましたが、最近は4時半頃が日没。急に日が伸びてまいりました。

 

気持ちを新たに、昨年から繰り越している仕事を含めて少しずつ進めてまいりたいと思います。

 

 

 

 

2019/1/1

 

新年、明けましておめでとうございます。

 

昨年4月に英国へ移住し、改めて自身の教育・研究観を見つめ直す機会を頂くことが出来ております。この環境に感謝をしつつ、本年も色々と挑戦をしてまいりたいと思います。

 

引き続き、皆様方のご指導・ご支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

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